いつものことだけど。ミニコミを出したらしばらくボーっとしていた。PR用に作ったSNSのアカウントも芳しくない。発信少なめならそりゃそうか。
こう思うのは、自分だけかもしれないけど。社会的に弱者に位置づけられる人たちの集団ほど、仲間内でのいじめは多い気がする。とくに「自分は虐げられてきたのだ」と思い続けた人ほど、ネガティブな感情に同調してくれる仲間を見つけるとすぐに結託して陰で人を攻撃する。
社会というか、コミュニティ内での自分の立ち位置ってそのときどきで変化するもの。世界でみた日本人。都道府県で見た〇〇県民。といった具合に、自分のパーソナルな情報を比較してみたときに、多いか少ないかの違いしかなく。日本の中では日本人がマイノリティじゃなくなるように、自分と同じパーソナル情報を持つ人の中では、マイノリティじゃなくなる。
そもそも「ここにいる私」というカテゴリーは世界中にひとり。マイノリティ中のマイノリティな存在だ。
「マイノリティ＝惨めな自分」という考えこそが、あまりよろしくないような気がする。多数側にいる人も然りで「多数側にいるから我らが正義なのだ」と豪語するのも違う。数の多い少ないは相対的なものでしかなくて、人間なら皆が等しく惨めで誇らしい生き物でしょうと。
政治家や国、障害、性別、、、そういったものを特定の敵として攻撃するのも、結局は戦闘を煽る要素にしかならないととおもう。国民の劣等感を煽って戦意を高める手法は、先の大戦の前にも政府が大々的におこなっていたキャンペーンそのもの。結局「戦争はしちゃいけない」よりも「戦争したいわけじゃないけど、戦争しないとどうにもならない」というのが現実的なキッカケになりやすいと思う。たぶん、私たちは、自分が思っている以上に焚き付けられやすい。そのことに対してもっと意識的になったほうが良いんじゃないかな。
なんて考えてはみるものの、昨今のネット事情をみているかぎり、そう思ってる人は少ないんだろうな。まあ前回の暴投をした自分がいうのもアレだけど。
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