ながみねにっき

毎日22時に投稿される、雑感と、たまーーにミニコミ

0804

ミニコミに載せる挿絵を描いた。挿絵として載るのはたぶんこれだけになると思う。ネタバレというほどネタバレではないんだけど、今回ある人についての記事を書いた。いつもながら、人についての考察から生活を眺めているような感じ。時々考えるのだけど、今は鬼籍に入った著名人が現代を見たらなんでいうんだろう。ナンシー関さん、飯島愛さん、いかりや長介さん。記事に書いた『ある人』もそのうちのひとり。懐古厨と言ったらそれまでだけど、多様性や個性を声高に叫ばない時代の方が、表現が豊かで個性的だ。むしろ、90年−00年代の表現の多様さに比べたら、今の方が無個性にすら見える。みんな自由を叫びながら、内心強力な指導者が欲しいわけで。自分の考えを代弁してくれる立派なリーダー。令和のナポレオン、あるいはジャンヌダルク。下に付き従うだけで良い。結局それが楽だから。強い言葉で論破する人が崇められる光景を見て、おかしいとすら思わない。信者でいることに疑いも持たない。その口で政治と宗教がどうの唱えても、説得力がないよ。

差別には敏感だけど、自分たちの待遇さえ良ければ他の人が不快でも構わない。それが自由というのなら、争いなんて一生無くならないよ。誰も自由にならないし、それこそ、皆が幸せから程遠いまま。まあ、それで良いというのなら、それで良いけど。