桜の幻影
定期通院の日。原付きで病院まで向かう。朝刊で見かけた、桜が見ごろだという通りは、いつもの通院ルートを少し外れた、狭い農道にあった。普段見慣れているうえに、景色があまり変わらない。迷子になりかけながら、原付きを走らせる。つくのかと不安になったけど、農耕地の隅に並んだ桜の道は、意外と目立つためかすぐに見つかった。
そのまま道に沿って並木道の中を進んでいく。よそ見は良くないとわかりつつ、ついつい上を見上げたくなった。いやいや、運転最優先。惑わすのは、美男美女だけとはかぎらないのだ。それくらい、桜並木の中を走るのは気持ちが良かった。なんだか普段言わないことを言いそうな気持ちにさせられる。
ふと「二人なら最強だ」と笑う彼らが、あの桜並木を肩を組んでワイワイ歩いている風景が思い浮かんだ。いわゆる青春の一幕としてであって、深い意味はなし。日常的にこんな空想をしてしまう辺り、本当に心を握られてるな。なんて、苦笑いするしかなくなる。
桜の幻影なんていうと、少し恥ずかしいかな。でも、そんなことをつい言ってしまうくらいの力が、桜にはあるのかもしれない。桜、恐ろしい子!(白目の劇画風
春だな
午後5時。この時間帯でも、まだ外が明るい。日が長くなってきたなと思う。
風はつめたいけど、天気がよくて気持ちが良いから、帰りに公園によって軽く散歩してきた。桜は散ってしまったのか、まだ咲いてないのか。ほとんど花がついていない。やっぱり、あれは葉桜なのかな。
公園にはトレーニングをしている学生さんや、犬のお散歩をしているおじいさんとかがちらほらいたくらいで、人もまばらだった。そのまま土手に上がって川沿いを歩いてると、ミュージックビデオとか、ドラマに出たような感覚になる。気分が良いから、小声で歌を歌ってみたりして。広い場所に出ると、気持ちまで開放的になるらしい。人があまりいる場所だと、こうは出来ないものね。
ああ、春だなあて気持ちになった。
3/22
日記、ミニコミふくめて、文章をも少しかけるようにしたい。てことで、1日1回テキストを考える目標をたてたは良いものの。今日はちょっと寝不足で頭が回らない。会社にスマホも忘れるし。うへぇ。
録画しっぱなしにしていた呪術廻戦の#23をやっと観る。何やらじゅじゅさんぽが面白いらしいて話しを耳にして、ああ、このことねと納得。これは良い話のネタになるじゃないと思ったときに、話せる人がおらず。今日まで研修だった人とも盛り上がれただろうに。もったいぶらずに観とくんだったなと後悔。
最近みるようになった、あらゐけいいち氏のYouTubeチャンネルがほっこりして良い。作者がご自身でアニメーションも作られているらしくて、ほんと多彩でいらっしゃる。ボイスチェンジャーで声を当てられてるけど、あれもご本人なのかな。アシスタントさん?あと、おばけてキャラクターが可愛い。
ココ最近、なかなかハードなものに触れてるからか、たまにこういうところにも寄り道したくなる。あっちこっちみながら、自分の知識を増やしていくのも結構楽しい。関係なさそうな物が、思わぬ所でつながったり。こうして育てたものが、自分の引き出しになるのが快感。ものごとの楽しみ方は人それぞれだ。
書き始めたらこれくらいかけるんだな。日記だし、脈絡ないのは愛嬌てことで。ミニコミは、もうちょっと深堀りして書くつもり。
春のお彼岸
両親とお墓参りに行ってきた。天気が良く、あたたかい。屋外に出かけるには、これくらいがちょうど良いな、なんて思った。「お墓参り日和」ていうのもおかしいかな。それでも、風があるとやっぱり寒い。ちょっと強めに吹いた風で、新聞紙になかなか火がつかず、父が苦戦していた。(いつも、お線香には新聞紙から火をつける)
お墓参りを無事に済ませて、駐車場に戻る途中、境内の枝垂れ桜が満開になっているのがみえた。父がスマホで写真を撮っている間、桜の真下から見上げる。文字通り枝がたれているから、真下からみたときに桜の花が降ってくるような感覚になる。あ、これも、好きだな。車内にスマホを置いて来たことを少し後悔したけど、これはこれで良い気がした。前にRにも言われたけど、目に焼き付けるというのも悪くはないな。
フライデーナイト
二次創作の作品を読んでから音楽番組を見ると、聴く曲聴く曲がそのイメージにしかならない説。今は、m/i/s/i/aの明日へと、ゆ/ずの友〜がぴたり来てる。
仕事でイライラした日は、救いようがない話しを敢えてえらんでる気がするな。自分から鉛を抱えて海に飛び込むようなこと、しなくてもいいのに。とか思わなくも無いけど。ずーっと沈んでから、疲れて手放すまでの時間が必要なんだろう。たぶん。あくまで自己分析の範囲内での話し。
空をみながら、高台を探すようにならないかぎり、大丈夫だと思ってたいんだよね。