前に作った角煮からラードが取れた。最初は「チャーハンでも」と考えていたけれど。この暑さのなか熱々のチャーハンはくどい気がする。「どうせなら野菜炒めだろう」ということで仕事上がりにカット野菜と豚肉（生姜焼き用）を買って帰った。
まず、生姜焼き用の豚肉は包丁で叩いたあと大体６等分に切る。生姜焼き用の肉は野菜炒めにすると硬くなることが予想される。肉をできるだけ柔らかくするため、なけなしの経験則を総動員させる。ボウルに肉を入れて料理酒と塩コショウ、めんつゆで下味をつける。肉の下処理はおそらく完璧。（だとおもう）
次に、フライパンへラードとごま油を投入し中〜弱火で火にかける。ラードとごま油が上手く混ざり始めたところにおろしにんにくを入れる。香りが立ち始めたら下処理した肉を入れてしばらく炒める。赤いところが多少残ってるかなくらいでカット野菜を投入。肉が野菜の上に行くようにササッと炒める。野菜がしんなりしてきたら味見をしつつ、オイスターソースと鶏ガラスープの素を入れてさらに炒める。野菜にしっかり火が通ったら完成。（とくにキャベツは火が通りにくいので注意）
クックパッドのレシピを参考に作ったのでオリジナルというわけではないけど。レシピで足りない部分はほかで応用したり、回数を増やすごとに機転がきくようになっている気はしてる。段取りを組んでひとつずつ処理をするやり方は、生活のなかでも身につくんだなと実感した。
……さっきチラリと読んだ『バズる文章教室/三宅香帆』でちょうど村上春樹が取り上げられていた。そこで何故か「村上春樹といったら料理の話しでしょう」と咄嗟に思いついて書いてみた。うーん、どうもギクシャクしてしまう。いや、もっとフランクな雰囲気にしたいんだけどな。
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