ながみねにっき

毎日22時に投稿される、雑感と、たまーーにミニコミ

1日で2度天ぷらを食べた日

天ぷらが食べたくなり、定食屋へ行く。レジで天ぷら定食を注文。お冷はセルフというので、ウォーターサーバーから水を汲みカウンターの端に座る。揚げ物メニューは15分ほどかかると言ってたので、スマホで漫画(某支部のやつ)を読みながら待つことに。厨房の中には藤田朋子(よく青汁のcmに出てる)似の女将さんと、レジ打ちをしていた女の子(イチゴみたいな髪色)がパタパタと忙しなく動いてた。

よくみると、その間に背の低い女の子が。女将さんの子どもらしく、水玉のエプロンをつけて、キッチンハサミを取りに行ったり、サイドメニューを運んだりとお手伝いしてる様子。

「おいおい、厨房の中でぴょこぴょこはねてたら危ないじゃないか」

と、ときにハラハラしながらみてるアラサーが1人。いやいや、あのくらいの年齢だったら自分の子でもおかしくないんだって。そんな気持ちで、その子に手をヒラヒラすると、こちらをジッとみたあとでどこかに行ってしまった。私、そんなに怖いか。確かに現場で働いてるような格好だったとは思うけど。(本業はIT職)マスクをつけてスマホイジってた人が急に手を振れば、警戒するのが正しい。正しいけど…なんか、世知辛さが身にしみるね。

再びスマホを見てたら、定食が出来たようなのでレジまで取りに行く。(ここはほぼセルフサービスになってる)天ぷらはエビとまいたけ、淡白な魚っぽいやつにしし唐があった。そこに茶碗並々一杯のご飯とみそ汁、切り干し大根、漬物がセットでついてくる。これで800円は安い。食べきれないほどではないが、食べてそこそこお腹一杯になるのがちょうど良かったな。






しかし、その数時間後の食卓で、本日2度目の天ぷらをみるとは、このとき一瞬も思わなかった私である。