ながみねにっき

毎日22時に投稿される、雑感と、たまーーにミニコミ

フードコートのクレープ

久しぶりにクレープを食べた。トライヤルのフードコート、幼少期からあるクレープ屋。買い物に来たときに、前を通ることはあっても、買って食べることはだいぶ減った気がする。

会計口でチョコクレープを注文。イートイン・スペースで食べることを伝えて、入口近くのソファテーブルについた。店の奥には漫画本の棚があり、ブリーチやハガレンなど懐かしい作品を自由に手に取れる。クレープを待ってる間、本棚を眺めていると、手前のテーブルで学生さんらしき集団(私服だからわからない)がカードゲームに興じていた。このクレープ屋は、トレーディングカードの売買もしていて、イートインの隅にカードが入った大きめのショーケースが置いてある。どうやらこの日はゲーム大会の日らしい。邪魔になるといけないから、早めに退散する。

テーブルに戻ってスマホをイジってると、そこの店長が「ソファ新しくなったでしょ」と声をかけてきた。ここの店長は店のオープンからずっと居て、私のことを小学生のマセガキだった頃から知ってる。

会話にまごつきながら「なんか、オシャレになりましたね」となんとか返す。

店長は「前のやつはボロボロになっちゃったからね」と言いながら、テーブルの反対側にある金魚の水槽の方へ行ってしまった。ソファではないけど、よくみたら水槽もキレイになっている。なるほど、これも買い替えたのか。

店長と話したあと、クレープが到着。クレープを包んでいる紙も、熱で紙につくくらい柔らかい生地も全然変わってなかった。何周年とか大々的にやってなかったと思うけど、記憶を遡ると、多分オープンして10年以上は経っている。時間の経過をしみじみと感じた。

帰宅してから、母にクレープ屋の話しをすると「アンタ、カウンターに腕を乗せて話すんだもん。それがおかしくって」と笑いながら返された。「今は流石にしないよ〜」なんて言いながら『私、どれだけイケメンムーブかましてたの…』と心の中でツッコミを入れる。今で言う壁ドンをするとか、壁に腕ついてもたれるとか。私にはそういうことをやりたくなる時期が定期的に来るらしい。潜在意識が男子なのか、未だに自分でもよくわからん。

10年以上経つと、感じることがまあ多い。小学生がもうすぐ三十路になるのだ、それもそうかと思う。