ここ２年くらいの間に、フード系の自動販売機が地元のあちこちに出来た。毎日通う道沿い、工場や貸し店舗のそば。いつも見慣れた風景に溶け込むようにして、突然それは現れる。
職場から歩いて５分圏内にあるラーメン屋。その日は、月に１度のランチデー。１杯７５０円のラーメンが、この日は５００円になる。このランチデーもやったりやらなかったりで、約２ヶ月ぶりくらいに足を運んだ。いつもの道をとおり、店のそばまで来たところでそれが目に入る。
『ウルトララーメン大集合』
全面ピンクの自販機。「ウルトララーメン」の書体は、明らかに今映画でやってる光の戦士。なんというか、一瞬タジってしまうくらいにインパクト大な自販機。品揃えをみてみると、横浜家系ラーメンの醤油とんこつと塩とんこつ、鶏白湯醤油ラーメン、トリュフ入りの鶏ラーメン、餃子（１５個入り）といった計５品。どれでも１つ、７５０円。
「ラーメン屋で食べるのと、ほぼ同じ値段」て考えるとちょっとお高い気もするし、ランチ営業を月イチにする代換え案てなれば、まあ安い方なのか。小麦の奴隷に引き続きまた、気になる場所が出来てしまった。
トリュフ入ってるラーメンなんて、なんて贅沢の極み……。
