朝から体調が芳しくなくて、午後から出勤した。スーパーの駐車場で生まれたばかりの雛が落ちているのを見つける。おそらく雀かなにか。１羽はあたたかいけど、すでに息絶えてる。１羽はまだハアハアしていた。潰さないようにそっと拾い上げて真上を見るけど、そこに巣は見当たらない。たぶん、どこかの巣から落とされたのだろう。酷いことをするなと思った。うっかり踏み潰されでもしたらそれこそ可哀想な気がして、近くの植え込みに移してやった。とりあえず手を合わせておく。どうもしてやれないんだ。すまない。
一度傷つけられたら反撃するし、育てられないとなったら育児放棄する。動物にしろ人間にしろ、やってることなんてそう大して変わらない。人間も動物だから、変わらなくて当然なんだけど。
意識低い系を自称する人に「意識低い系になるには、まずどうしたらいいか」と聞いたら、「"何もしない"ということをできるだけ許してやってください」とわりとしっかりした回答をもらった。ブログとミニコミ作りを手放すことは流石に無理かもしれないけど、"何もしない時間"もときには必要なのかも知れない。何をしなくても、頭は終始何かを考えてるし、営みを止めるわけじゃない。「空白を恐れない」これもある意味哲学的だなと思った。
